キーエンスがなぜすごいのか?!「キーエンス解剖」を読んでみて感じた凄みについてご紹介します!

こんにちは。

突然ですが、キーエンスという会社をご存じでしょうか?

国内トップクラスの高収益を誇る大企業で、社員の平均年収は2000万円を超えるとか。

平均年収の高さで有名な会社ですが、実際のところどのような会社なのかよくわかりません。

なぜ、そんなに給料が高いのか?

給料が高い分、身を粉にして働き精神をすり減らしているのか?

外から見ていると実態が分からないことはよくあることです。

しかし、「最強企業のメカニズムキーエンス解剖」を読んで謎に包まれた会社の実態とその凄みについて少し理解することができました。

今回は、その一部をご紹介できればと思います。

興味が沸いた方は実際に読んでみるとより理解が深まると思います。



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それでは本題に入っていきましょう。

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キーエンスとはどのような会社?

事業内容

キーエンスという名前は聞いたことがあるけど、実際どのような事業で収益を上げているか知らない方もいるかと思います。

どのような事業で収益を上げているのでしょうか?

キーエンスはFAと略称されるファクトリー・オートメーションの総合メーカーです。

FAとはコンピューター制御技術を用いて工場を自動化することを指し、キーエンスは世界中のものづくりを支えています。

今やグローバルに事業を展開するれっきとした大企業です。

高年収

キーエンスの社員はかなりの高年収として有名です。

その年収はなんと、約2000万円です。

とても会社員の給与とは思えない数字で驚きです。

一般的な企業だと、役員クラスでなければこれくらい貰うことはないのではないでしょうか?

しかし、これだけの高年収だとかなりの激務なのかと裏を疑ってしまいますね。

キーエンスの凄み

営業利益率がすごい

一般的な企業と比較して営業利益率がすごいです。

営業利益率の製造業の平均が5.2%に対してキーエンスは55.4%もあるようです。

これだけでとんでもない数字であることがわかると思います。

なぜこのような数字が可能なのか不思議で仕方ありません。

キーエンスは商品企画の段階で目安で粗利8割を目指すようです。

この数字もすごいですが、競合と変わらない製品を作っていては到底粗利8割の確保は難しいので、

ユーザーのニーズに先回りして付加価値を提供できる製品を開発するんだとか。

言葉で説明することは簡単ですが、付加価値を提供できる製品を作ることは並大抵のことではないと思います。

しかし、それを実践して大きな利益を確保しているのがすごいところです!

徹底した仕組化

キーエンスは製品はさることながら、営業が強い会社だと感じました。

なぜ、そう思ったかというと徹底した仕組化により営業の再現性を高めているところにあります。

まず、営業には①商談ロープレ、②外報、③SFAというものがあります。



①商談ロープレ

商談ロープレとは、商談の事前シミュレーションのことですがこれを徹底して行うことで商談慣れスキルUP知識の定着を図るようです。

商談ロープレを行う企業は少なからずあるとは思いますが、忙しさのあまり後回しにしがちであり、実施率は高くないことが多いかと思います。

しかし、キーエンスはロープレを徹底的に数をこなします。

そうすることが基本的なレベルの底上げにつながっているようです。


②外報

そして、外報は外出先での商談内容などの報告のことで、商談後は必ず記入するようです。

外報に記入された報告内容を元に上司とのすり合わせなどを行うのに一役を買っています。

または、日々の鮮度の高い情報を収集することに繋がっています。


③SFA

最後にSFA(営業支援システム)ですが、このツールにあらゆる情報を蓄積していき、営業の効率化を図っています。

このようなツール自体は他の企業でも導入しているとおもいますが、キーエンスはその活用の徹底ぶりが特質しています。

営業担当者は日々、SFAに行動データを蓄積しており、外報も蓄積されます。

徹底して活用することでデータが蓄積され顧客のニーズを素早くキャッチすることができたりとメリットが創出されます。

とにかく、仕組をしっかり作り、それを実行できる土台を築いている印象を受けました。

営業のレベルが高い

上述しましたが徹底した仕組化により営業の再現性を高め、多くの営業担当が成果を残せる環境を作っているようでした。

営業ロープレは帰社後に定例業務として行うことで商談の型を作り、

顧客訪問後には外報の記入の徹底で現場での情報の吸い上げを行い、

集約した情報から顧客ニーズをキャッチし競合よりもいち早くアプローチを行う。

このような営業に求められる行動を仕組化することで多くの営業担当が行動レベルに落とし込めているように

感じました。

当たり前にできることがすごい

営業として求められる行動レベルがあったとしても、高いレベルで多くの営業担当が実行できるとは限りません。

当たり前のレベルだとしても例外ではないと思います。

しかし、それを当たり前のように多くの営業担当が実行できてしまうのがキーエンスの環境なのではないでしょうか。

高いレベルで実行できる営業担当が多く、顧客満足度も高い。

利益の高い商品を成約できる。

だからこそ、利益率が高く、社員の年収も高い。

簡単なことではないし、それなりの負荷もかかることかと思いますが、

当たり前に実行できていることがすごいと思います。

まとめ

「最強企業のメカニズムキーエンス解剖」を読んでみての感想や感じたことを中心にご紹介しました。

しかし、紹介できたのはほんの一部でしかないし、表面的な内容でしかないと思います。

そのため、より深く知りたいと感じた方は是非、本を手に取り読んでいただければと思います。

私もサラリーマンとして営業に携わっている身ではありますが、普段経験していない新しい視点を

学ぶことができて貴重な内容でした。

今、仕事で悩んでいる方これから仕事を探す方などに読んでみて欲しいと思える内容でしたので、

興味がある方は是非読んでみてください。

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